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ファンクショナルトレーニング

ファンクショナルトレーニングの定義

最近は、筋肉を大きくするだけのトレーニングではなく、身体を機能的に動かす事に着目した、ファンクショナルトレーニングが行われるようになっています。

我々も、『立位』、『多関節運動』、『体幹の安定性』、『3平面の動き』をキーワードにしたエクササイズを、 ファンクショナルトレーニングとして行ってきました。

しかし、ファンクショナルトレーニングは、解釈や定義が難しく、 我々のプログラムの中での位置がはっきりしないために、 以下の問いに悩まされてきました。

「このエクササイズは、ファンクショナルトレーニングなのだろうか?」

その中で最近、わかってきたのは
「これがファンクショナルトレーニングだ!」
というエクササイズは、 存在しないという事です。

ノンファンクショナルだと考えられるベンチプレスも、指導の仕方、意識の仕方によっては ファンクショナルトレーニングと言えます。
また、レッグレクステンションやヒップエクササイズなどの単関節のエクササイズも、地面にしっかりと力を伝えるという機能を改善する目的で行えば、立派なファンクショナルトレーニングと言えるでしょう。

建築の世界では
『形は機能に従う』という諺があるそうです。

我々の世界に置き換えてみると、
『アスリートの身体は、身体の機能を考慮して作り上げなければならない』
と考えられます。

つまり身体の機能を無視した身体作りのトレーニングでは、パフォーマンスアップにはつながらないということです。
そのため我々は、筋肥大を目的としたトレーニングを行なう際にも、機能を意識した指導を行なっています。

このような事から、プログラム全体がファンクショナルトレーニングであると言えますが、 我々のプログラムの中でもよりファンクションを意識したエクササイズは以下のものです。

ファンクショナル・ストレングス

ベーシック・トレーニングでおこなうスタビリティとモビリティの中で、特にストレングスを意識したエクササイズをファンクショナル・ストレングスと呼んでいます。

スペシフィック・トレーニングで行なうストレングスは、パワーを向上させる事を狙ったエクササイズなのに対して、ファンクショナル・ストレングスは、身体がスムーズに動くことを目的に行なうエクササイズです。そのため、固定する部位と動かす部位の両方を意識しながら行なう事がポイントです。

ファンクショナル・ストレングスでは、スタンスを不安定にしたり、ダンベルを片手で持ったりする事により、バランスを保持するための機能が必要になります。特にアスリートは、筋バランスが崩れている場合が多いので、ファンクショナル・ストレングスのエクササイズをする事によって、パワー発揮がスムーズになったり、傷害予防になったりするため、我々は積極的に行なっています。