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パフォーマンストレーニング

Simple is the best

最近は、パフォーマンストレーニングという言葉を多く耳にするようになりました。
そして、様々なトレーニング方法が紹介されています。しかし、我々が考えるパフォーマンストレーニングとは、目新しい事や難しい事をするトレーニングではありません。

もっとも効果が出やすいのは、シンプルなエクササイズです。
ただし、これだけやっておけば全てが解決するというエクササイズはありません。
簡単な事の組み合わせ方を工夫する事で、難しい問題を解決出来ると考えています。

アスリートの競技力を向上させるのは、とても難しい問題です。複雑に絡み合う体力要素を整理して、競技に必要な運動能力を明確にし、出来るだけシンプルなエクササイズを適切に組み合わせること…。

我々のプログラムを見ても、驚く人はいないでしょう。しかし、ひとつひとつのエクササイズは、簡単なのですが、その組み合わせによって、最大限の効果を発揮する。

Simple is the best!
これが、ベストコンディションの考えるパフォーマンストレーニングです。

ベーシック・トレーニング

我々も以前は、ラダーやハードルジャンプのようないわゆる動きづくりのトレーニングをパフォーマンストレーニングと呼んで、多くのアスリートに指導をしてきました。しかしそれだけでは、アスリートの運動能力が向上しない事に気づきました。原因を探ってみると、正しい動きが出来ていないアスリートが多すぎるのです。

では、正しい動きとは、どのような動きなのでしょうか。

正しい動きとは、基本的な身体の使い方をする事です。
それは、固定すべき所はしっかり固定し、動くべき所は自由に動かせることだと考えています。
この基本的な身体の使い方が出来ていないと、動作中に身体がグラグラしたり、カクカクとした動きになってしまいます。そして、力を上手く伝える事が出来ないために、速い動きや力強い動きが出来ないのです。

この基本的な身体の使い方を向上させるトレーニングがベーシック・トレーニングです。そして『スタビリティー』と『モビリティー』をキーワードにしてプログラムを作成しています。

スタビリティーは、クランチのようないわゆる腹筋を鍛えるエクササイズではなく、動作中の安定に関与する筋肉がしっかり働くようにする事を目的としています。

モビリティーは、ストレッチで関節可動域を広げるだけではなく、動作中の関節の動きの連動性を良くする事を目的としています。

スタビリティーモビリティーは、それぞれ単独で意味をなすものではないので、両方の要素を入れた複合的なエクササイズへと発展させていきます。

スペシフィック・トレーニング

ベーシック・トレーニングで基本的な身体の使い方が改善するだけでも、競技の中での動きは変わってきます。
しかし、さらに上を目指すためには、それだけでは十分とはいえません。
そこでベーシックで獲得した基本的な動きを競技の動きに結びつけるために行なうのがスペシフィック・トレーニングです。

スペシフィックトレーニングは、『スピード』、『パワー』、『スタミナ』をキーワードにしてプログラムを作成しています。

スピードは、『スプリント』と『アジリティー』というカテゴリーに分けています。

スプリントでは、単純に速く走る能力の向上を狙います。
ただし、多くのスポーツでは、動きだしの速さと5m以内のスプリントが重要だと言われています。そのため、リアクション(反応)を含めたスタート部分にフォーカスしたプログラムになっています。

アジリティーでは、動作の速さの向上を狙います。
そして、同じ動きを繰り返す速さと動作を切り替える速さが含まれるプログラムで構成されています。
ただし、動作の速さとは、出来るだけ速ければ良いのではなく、コントロールされた中での最大の速さだと考えています。そのため、ストップ動作やターンによる方向変換もアジリティーに含まれています。

パワーは、 『ストレングス』と『プライオメトリクス』というカテゴリーに分けています。

ストレングスでは、基本的な筋パワーの向上を狙います。
ベンチプレスやスクワット等の基本的なストレングスプログラムからパワートレーニングまで含まれます。

プライオメトリクスでは、ストレングスで向上させた筋パワーを、実際の動きに近い形で発揮させる能力の向上を狙います。

スタミナは、『ロング』と『ミドル』というカテゴリーに分けています。
ロングは、運動のエネルギーを有酸素系に働きかけるプログラムで、ミドルは、無酸素系に働きかけるプログラムです。

一瞬で決まるスポーツはともかく、どんなにスピードがあって、パワフルでも、それがゲームの後半や大事な時に発揮出来なければ、意味がないものになってしまう場合があります。あまり、注目されていませんが、実は、競技力向上のためには、一番重要な要素かもしれません。