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パーソナル指導

本物のパーソナルトレーニング

元々は、プロ野球選手の競技力向上や、
芸能人の役作りから広まっていったパーソナルトレーニング。
最近では、スポーツクラブでも健康体力作りのためにパーソナル指導を受ける人が増えてきました。
自分の身体の事に気を使う人が増えたという事は、大変素晴らしい事です。

しかし、パーソナルトレーニングと称して、
お決まりのプログラムの負荷だけを調節しているケース、
トレーナーが横で回数を数えているだけのケース、
トレーニングというよりも、治療に近い事をしているケースを見受けます。
さらに、随分少なくなりましたが、
ただの話し相手になっているケースもいまだに見受けられます。

これらは、本当にパーソナルトレーニングと言えるのでしょうか?
『パーソナル=個人的な』と
解釈すれば、特に問題ないように思われます。
しかし我々は、
『パーソナル=個人の特性に合わせた』
と解釈しています。
そしてトレーニングというのは、受け身ではなく、自分から積極的に身体機能を向上させるために努力する事だと考えています。
つまり、個人の特性に合わせたプログラムを、積極的に取り組くむことが、パーソナルトレーニングだと考えています。

グループ・パーソナル指導

ほとんどの方が、トレーナーと1対1で行なうのがパーソナルトレーニングと思われていると思います。確かに、1対1の方が細かい点を見る事が出来るので、確実にトレーニング効果が上がるでしょう。しかし、個人の特性に合わせたプログラムを提供するならば、必ずしも1対1である必要はないと考えています。
例えば、
トレーニング経験が豊富なアスリートにベンチプレスを指導する場合、アップのセットからトレーナーが補助に入る必要があるのでしょうか?重量設定がしっかりと出来ていれば、トレーナーが補助に入って頑張らせる必要があるのは、最後の2セットくらいではないでしょうか。
また、ストレッチもいつもパートナーストレッチを行なう必要があるのでしょうか?
選手から見れば、その方が嬉しいでしょうし、楽かもしれませんが、最低限のストレッチは自分で行い、足りない部分をトレーナーが行なえば良いではないでしょうか。
その他にも、アスリートのトレーニングの場面では、トレーナーがつく必要のない場面は沢山あると思われます。

何故このように考えるかというと、
第一に、選手としての自立を考えた場合、トレーナーがつかなくても良い場面は、自分で行ってもらった方が良いと考えているからです。実は、アスリートは他人に対する依存性が高い傾向にあり、そして我々トレーナーも頼られると嬉しくて必要以上に相手に尽くしてしまう習性があります。これは、一見素晴らしい関係のように見えますが、本当に強いアスリートを育てるためには、自立させるのも我々の役目だと思っています。

二番目の理由として、我々を必要としない時間があれば、別のアスリートを指導するために使った方が良いと考えているからです。1対1のパーソナルトレーニングの問題点は、多くの人を見る事が出来ないことです。1対1で指導した場合、1時間に指導出来るのは1人です。それが1時間で3人を指導した場合と比較すると、1日に8時間指導すると考えると、8人に対して24人、30日なら240人に対して720人となります。この差は大きいと思います。

限られた時間の中で、我々のノウハウを出来るだけ多くのアスリートに伝えたい…
このような考え方から、たどりついたのが『グループ・パーソナル』という概念でした。

我々のグループ・パーソナルでは、独自のチェックに基づいてプログラムを作成しています。そして、自分で行ってもらうプログラムや他の人と行なうプログラムをうまくミックスさせる事で、指導の質を落とさずに最大限の効果を上げる事が出来ます。何故このような事が可能かと言えば、チーム指導を行なってきたノウハウがあるからです。チーム指導では、一度に20~30名のトレーニング指導をすることがあります。そのため、全てを見る事が出来ないために、どの部分を重点的に見なければいけないかというノウハウが必要になります。このノウハウが、グループ・パーソナル指導に生かされています。ただし、あまりにも人数が増えれば、パーソナル指導としての質が落ちてしまいます。我々のプログラムを考えると、スタッフ一人当たり3人までというルールを作っています。

マンツーマン・パーソナル指導

我々は、1対1のパーソナルトレーニングを否定しているわけではありません。1対1のパーソナルトレーニングは、マンツーマン指導と呼んで、システムの中に組み入れてあります。
マンツーマン指導の対象となるのは、まず中学生アスリートです。中学生は、発育段階の個人差が大きいため、グループで指導するのには適していないと考えています。例えば、成長の過程で神経系の発達が見込まれる場合は、スピード系のプログラムを中心に行ないます。また、ある程度発達が進んでいる場合には、自体重系中心のストレングスプログラムを導入していきます。この時期に正しいトレーニング方法を身につける事が、その後の競技人生を大きく左右すると考えているため、きめの細かい対応をするためにマンツーマンの指導としています。

次にマンツーマン指導の対象となるのが、スポーツ障害を抱えながらトレーニングを行うアスリートです。例えば、腰痛を抱えているのだけれども、下半身のトレーニングをする必要があるアスリートはかなりいると思います。しかし、どのようなトレーニングが腰に負担がかからないのかがわからないために、トレーニングを行っていない場合が多いようです。このような場合は、マンツーマン指導での対応が必要になってきます。その他、腰痛だけでなく、足関節ねんざや膝靭帯損傷など競技復帰を目指すアスリートも、同様に細かい対応が必要になるためにマンツーマン指導としています。尚、スポーツ障害を抱えたアスリートに対しては、スポーツケアと協力してプログラムを作成しているので、怪我した部位のリハビリと並行して、トレーニングを行う事が可能です。

さらに高いレベルを目指している場合も、マンツーマン指導の対象となります。グループ・パーソナル指導でも、パフォーマンスアップのために十分なレベルの指導を提供していますが、競技に必要な動作を改善するためには、より細かいが必要になります。また、実際の競技動作をチェックするためには、グランドやコートでのトレーニング指導も必要になります。このような場合は、マンツーマン指導での対応になります。

個別プログラム作成のためのチェック

パーソナルトレーニングは、グループで行なう場合も、1対1で行なう場合でも個人の特性に合わせたプログラム(個別プログラム)を提供する事が重要です。個人の特性に合わせたプログラムというと、100人いたら100通りのプログラムを作成しなくてはいけないということになります。これは、大変時間がかかる作業となるために、難しいイメージがあります。恐らく、個別プログラムの作成を難しく考えてしまう理由の一つが、個人によって抱えている問題点が全て異なると考えている事です。つまり100人いたら、100個の問題点があって、それを解決するために100個の方法を準備する必要があると考えるから難しくなるのです。しかし、これまで我々が、多くのアスリートを見てきた経験上、抱えている問題点が異なったとしても、その原因はいくつかに絞られています。そして、それらの原因を解決する方法は、比較的簡単である事が多いのです。我々は、簡単な事の組み合わせで、難しい事が解決出来ると考えています。つまり、原因さえわかれば、個別プログラムを作成するのは簡単であるといえます。
我々のチェックシステムは、問題点を細分化して考えるのではなく、類似点を見つけて統合化する事によって、シンプルなシステムになっています。

《体格測定》

1.身体各部のサイズ

  • 上腕囲
  • 胸囲
  • 腹囲
  • 臀囲
  • 大腿囲

2.皮下脂肪厚

  • 皮下脂肪厚
  • 上腕背部
  • 肩甲骨下部
  • 大腿前部

《Basic Movement Check(BMC)》

ベーシックトレーニングで行なうスタビリティとモビリティでどのようなエクササイズを行なうのかを決定するためのチェックです。

1.スクリーニング:大まかな問題点を把握する

  • ショルダー・モビリティ
  • ソラシック・モビリティ
  • ヒップ・モビリティ
  • トランク・スタビリティー

2.動作チェック:動きの中の悪いクセを見つける

  • オーバーヘッド・スクワット
  • インライン・ランジ
  • ハードル・ステップ
  • シングルレッグ・スクワット

3.サブチェック:原因を特定する

  • 胸郭(バンザイ、キャット&ドッグ)
  • 肩関節(肩甲骨、小胸筋、肩内外旋)
  • 股関節(トーマスチェック、股関節内旋、中臀筋)
  • 膝関節(内側広筋)
  • 足関節(アーチ、ROM,底背屈、外返し)

《Specific Ability Check(SAC)》

スペシフィックトレーニングで行なう、スピード、パワー、スタミナの中で何を重点的に行うかを決めるチェックです。

  • 上半身ストレングス:ベンチプレス1RM,チンニングRM
  • 下半身パワー:スクワットパワー(フィットロダイン)、垂直跳び(ヤードスティック)
  • プライオメトリクス:リバウンドジャンプ(フィットロジャンパー)
  • スタミナ(ロング):ワットテスト(Keiser m3,Polar)
  • スタミナ(ミドル):Power max